地域のホームドクターを目指して自由が丘に開院
患者さまを一つのクリニックでトータルに診療
こんにちは、脳神経外科専門医の岩間淳一です。
私は昭和58年東京大学医学部を卒業し、東京大学付属病院、関東労災病院、東京警察病院、東京都立墨東病院、大塚病院などで脳神経外科手術、診療を行い、急性期医療の最前線で経験を重ねてまいりました。
都立大塚病院勤務時に荏原病院の開設準備室併任、1994年10月より荏原病院に赴任し脳卒中を中心にした急性期医療を城南地域で20年以上、数多くの脳神経外科の手術、診療経験を積んでまいりました。また、城南地区の多くの病院、クリニックの先生方と顔が見える交流をしてまいりました。
患者さまを外来で診察していると、病院にかかったきっかけは、脳神経外科でしたが、疾患のベースには、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常、高尿酸血症などの動脈硬化性変化があったり、不整脈、睡眠時無呼吸症候群があったり、認知症の予備軍(軽度認知障害MCI)であったり、脳神経外科以外のことが様々にありました。通常の病院では、診療科ごとに守備範囲があり、脳神経外科では糖尿病内科や循環器内科、精神科などにそれぞれコンサルトしていかねばなりませんでした。患者さまが半日かけて病院で2、3診療科を受診していただかなくてもいいのではないか、むしろいろいろな疾患が合併していることに関しては1人の医師が1人の患者さまの全身状態をトータルに診療していくのが良いと考えるようになりました。
「患者さまを一つのクリニックでトータルに診療をしたい」という思いから今回、自由が丘にクリニック開院を決意しました。